偏差値50くらいを目標にした場合のスケジュールです。
上位合格を目指したい方には物足りない、かつ私見ですがご容赦ください。
112回受験生のしめさばさんの教材レビュー・勉強法まとめもご参考ください。
各予備校のレビューや、勉強スケジュール、更には勉強法までかなり詳しく説明されています。
私も6年生のころから何度も読み返していました。
6年生前期までのスケジュールはこちら。
6年生後期~国試までのスケジュールはこちら。
また、各予備校の細かいレビューはこちらをご覧ください。
medu4①(特徴や受講方法)
medu4②(各講座レビュー)
4年生まで
4年生までは進級しさえすれば基本的に大丈夫です(私は進級すらままならなかったので)。
ただCBTはしっかりと勉強しておいた方がポリクリや国試勉強で有利になれます。
私はCBTの勉強はクエスチョン・バンク(QB)しか使っていませんでしたが、TECOMやMECのCBT対策講座を受講している人も結構多かったです。ただ部活などに追われてビデオ講義を全て受講できなかった人も周りにはいました。
CBTから予備校を利用するかどうかは周りの受講状況と金銭的な問題を考慮した上で決めた方がいいでしょう。私は金銭的余裕が無かったため予備校は利用しませんでしたが、QBのみで合格できました。
この時期からTECOMやMEC等を選ぶメリットは、
①CBT対策の勉強を効率よく行えること
②ポリクリ期以降の勉強で役立つ
③ポリクリ期以降の予備校選びの参考になる
などがあります。
私はQBのvol1~4を2週目の途中まで、vol5は最新のプール問題なので模試のつもりで直前に1週だけ解きました。
QBを購入するとシリアルナンバーを入力することでQ-Assistを無料で受講できるそうなので、利用するのもアリでしょう。
5年生(ポリクリ)
私の大学はポリクリが5年生の1年間だったので、その前提で書いていきますが、4年生のうちからポリクリが始まる場合も5年生の部分をポリクリの期間中と読み替えていけば大丈夫です。
ポリクリの実習期間の過ごし方については別記事に書いていく予定です。
私はTECOMユーザーだったため、基本的にTECOMについて書いていきます。その他予備校に関しては、友人知人から聞いた話を基に書いていますが、基本的には変わりません。
5年生から始まるのがいわゆる前期講座。TECOMでは「SELECT」、MECでは「臓器別講座」、medu4では「あたらしい」シリーズです。循環器、呼吸器、消化器…といった具合に臓器別に各疾患を学んでいく講座です。
理想としては5年生の内にポリクリと並行しながら「TECOMのSELECTをメジャー科、マイナー科、産婦人科、小児科全て1週すること」です。
私自身はポリクリ終了(5年生の3月)までに1週を見終わりました。その他に必修の罠やプライマリケア講座など5年生の内に開講していた講座は全て5年生の内に終わらせることが出来ました。
国試スタートダッシュ講座(今は講師が変わったので病態生理学講座と名前が変わっています)という講座だけは見ませんでした。
SELECTの準備のための講座という位置づけなのですが、単純にSELECTが終わらなさそうだと判断たため、最初の数コマだけ見て切りました。
一番いいのはポリクリで回る科をあらかじめビデオ講義で予習する、またはポリクリで回っている間にその科を予習することです。
ただし、TECOMはメジャー科から順次開講していくので、例えば1番最初にポリクリで回る科がマイナー科という場合は予習はおろか回っている間に受講すらできないことになります。
この場合はどうしようもないので、開講している講座から見ていくくらいしかないです。
私の場合は5年生の前期まではゆっくりとビデオ講義を消化しながら過ごし、後期あたりには大体の講座が開講しているので、TECOMで予習→ポリクリ→次に回る科の予習という良い循環を作れるようになっていました。
12月ごろには予習もすべて終わったので、既にポリクリで回ったけど当時は開講していなかったため見ていない講座を消化していました。
年内にはSELECTは終わる予定だったのですが、残り8コマのところで交通事故に遭い、利き腕を骨折してしまったため2カ月ほどビデオ講座を受講できず、ポリクリ終了までSELECT1週がずれ込んでしまいました。
MECでもmedu4でも同じようなスケジュールになるでしょう。
medu4は自分で好きな時期に講座を購入していくスタイルなのでポリクリの回る科に合わせて受講がしやすいのがメリットです。
Q-Assistはすべての診療科がいつでも見られるのでこちらもおすすめ。1つ1つの講義時間が短いのでポリクリの空き時間に苦手な分野をピンポイントで学習できる点も優秀です。
※2019年4月から有料化するそうです。QB購入者は内科外科のみ無料でその他は個別に購入する必要があるみたいです。詳細はこちらのmedic media公式情報サイトをご確認ください。
QBは5年生の時にはほとんど解きませんでした。
QBの使い方がいまいち分かっていなかったことと、CBT下位だった私はいきなり問題を解いてもさっぱり理解できなかったので諦めました。
最後に
記事の中ではビデオ講座を「とりあえず1週終わらせる」「消化する」と書いています。
読んでいる方の中には「いや、漫然とこなすより復習することが圧倒的に大事!」と思った方もいらっしゃるでしょう。
私も確かにその通りです。
ただ、その復習は上述のスケジュールを守ったうえですべきで、
個人的にはどうしても理解できなければ諦めて次に進む、というのが良いです。
というのも、一番避けなければならないことは1つ1つの単元に時間をかけすぎて国試までに全て終わらないことだからです。
医師国家試験の勉強範囲は途轍もなく膨大なので1度ですべて理解できるとは限りませんし、
その時はすべて理解できても数カ月すれば忘れてしまうかもしれません。
それならばとりあえず進めて2週、3週とやっていく方がマシということになります。
もう一つ、本当に理解できたかどうかを判断するのは難しいということがあります。
試験の成績や実習中に先生からの質問に答えられたかなどが判断材料になるでしょうが、ポリクリ以降の試験など数えるほどしかありませんし、先生からの質問はどれくらい答えられたら分かっているのか客観性に欠けます。
そんな中で「どれくらいビデオ講義が終わったか」は非常にわかりやすいマイルストーンになりますから、私のような勉強の習慣がない人は「とりあえず終わらせる」ことにも意味はあります(講義を聞きながらスマホをいじってるとか寝てるとかは論外ですが…)。
以上、5年生までのスケジュールです。
6年前期のスケジュールはこちら。
6年後期以降のスケジュールはこちら。
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コメント
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[…] 国試の時期別の勉強スケジュール:5年生終了まで、6年生前期まで、6年生後期から国試本番まで […]