投稿が滞っており申し訳ありません。
記事を更新していないにもかかわらず閲覧数はここ最近伸びていて非常に感謝しております。
今回は国試直前の時期にどのような勉強をすればよいか書いていきます。
この記事では年明け(あるいは第4回テコム模試受験後)から国試当日までの約1カ月を想定しています。
1カ月でも油断できない
第4回テコム模試が年明けの1月上旬に行われおよそ1週間ほどで結果が返ってきます。
ここで安全圏にいればまず大丈夫だと思います。
ただしそれは「このままの勉強を続ければ大丈夫」という意味です。
直前期の受験生の勉強量は想像以上に凄まじいです。私の周りでは成績が伸び悩んでいる人はもちろんがむしゃらに勉強をしていましたが、成績上位でもそれ以上に夜遅くまで勉強している人が多くいました。
私は4テコの成績がちょうど全国順位でも真ん中あたりでしたが、そのような上位勢・(失礼な言い方ですが)下位勢の勉強の様子をみていて非常に危機感を感じたのを覚えています。
上位陣はラストスパートをかけて、下位陣も一気に追い込みをかけていく中で自分だけが勉強のペースを緩めてしまうと国試までにあっという間にひっくり返されてしまいます。
国試1ヶ月前に安全圏にいても決して油断はできません。
残り1カ月にすることを残しておこう
11月、12月になると誰でも焦りが出るものです。
そのため「年内までに完璧にするぞ!」と思って飛ばしすぎる人が時々いるようです。
そのままのペースで国試まで行けばいいのですが、「残り1ヶ月これ以上なにをすればいいのかわからない」と失速することがしばしばあります。これは非常にまずいです。
前項で触れているようにここでの失速は取り残されてしまう可能性があるので、あえて残り1ヶ月の間に宿題・課題を残すことも重要です。
勿論なんでも後回しにするという意味ではなく、しっかりとスケジュールを立てた上の話です。
スケジュールの立て方については次の項を参照してください。
例えば模試で理解が足りなかった分野を年内にピックアップだけしておいて、年が明けてからその分野の復習やビデオ講座の見返しを一気に行うなどすれば勉強にメリハリがついてきます。
特に年末年始には勉強が一時中断すると思いますから、わざとキリが悪いところでQBや回数別などをやめておくと年明けからの勉強の再開がスムーズになると思います。
スケジュールは細かく
追い込み時期は特にスケジュール管理が重要になります。
できれば「1月○日~○日は110回の演習をする」「2月○日は公衆衛生、△日は必修対策」というように日ごとの予定を組めたら安心です。
2月に入るとTECOMのラストVやMECのLAST MESSAGEがあります。LAST MESSAGEは1日しか講義がないため、私は復習を含めると朝から夜までかかりました。
LAST MESSAGEを受講する日はほとんど勉強ができないものとして、あらかじめ計算して勉強の計画を立てておかないと大きくスケジュールが狂ってしまう可能性があります。
この時期の1日のロスは非常にダメージが大きいです。
直前講座についての詳細はこちらの記事に詳しく書いています。
この時期は予備校のビデオ講座も一通り見終わって自分の勉強に集中できると思いきや、意外と直前講座のようなしなければならないこともたくさんあります。
地方大学で他県の会場に受験しに行く必要のある大学の場合は移動のスケジュールや持っていける勉強道具の限界も考慮に入れる必要があります。
私も他県で受験しましたが、普段慣れている場所と違って勉強はほとんどできないものと思っておいた方がいいでしょう。他県で受験する際の注意事項などは後日別の記事にまとめようと思います。
国試までに自分に残された時間はどのくらいあるかを確認しておくことが重要になってきます。
最後に
国試勉強に終わりはありません。試験範囲があまりにも広すぎるので全てを対策するのは困難です(下記記事も参照ください)。
113回は難易度そのものは易化したと言われていますが、実際に臨床現場で使うような細かい知識も必要になってきており、仕事をする際には必要ですがおよそ医学とは言えない勉強もしなければならない印象です。
座学のみではどうしても限界があることは事実だと思います。
ですから「これだけやってもまだ足りないのか」と絶望せず、ある種の諦めをつけて「これだけやってきたのだから大丈夫」と思うことが重要です。
焦りすぎず、かといって油断することなく自分の勉強を続けられるかが肝になってきます。
Twitter:@yutoridesuga113
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コメント
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[…] 最後1ヶ月の直前期の勉強法はこちら。 […]