前回と前々回で公衆衛生の対策についての記事を書きましたが、そこでは書ききれなかった話です。
その①はこちら。
その②はこちら。
その②の記事内で公衆衛生における解けなくていい問題についてこのように触れました。
111G48のような過去問にはない新しい制度や知識が突然出題されることがあります。
この問題の正答率は高くはありませんでしたが、私個人としてはこのような真新しい問題は本番で出題されたら解けなくてもいい問題だと思っています。
111G48や112F27のように初出の知識が出てくる問題がありますが、対策ははっきり言って無理です。
このような問題が本番で出てきたら勘でとりあえず選んで間違えても気にしないつもりで割り切るのが一番いいです。誰も自信ないはずなので問題ありません。
初出の知識問題の他に解けなくていい問題としてあるのが、データを読み取る系の問題です。
毎年数問出題されていますが、基本的にその場での推理力が試されるような問題でこれといった対策法がない上、111E8のように歴史的経緯を知らなければ絶対に答えにたどりつけない難問もあるので私は解けなくていい問題だと考えています。
このような問題に禁忌肢が入ることはないでしょうから、5分の1に賭けたとしてもリスクは少ないと思われます。
110G23も同様です。それぞれのがんの好発地域をある程度は推測できても正解に至るのは意外と難しいかもしれません。
本番でこのような問題に出遭った際、時間をかけすぎないことと間違ってもいいという意識で私は対処していました。
最後に
公衆衛生は勉強すると得点に反映されやすい科目ですが、どうしても解けない問題が存在することは意識しておいた方がいいでしょう。
私が思う解けなくてもいい問題は次の通り。
・過去問に出題のない新制度や新しい法律に関する問題(例: 111G48, 112F27など)
・データやグラフの読み取り問題(例: 111E8など)
これらの問題は対策するには負担が大きすぎたり、そもそも対策が困難であったりするので、私は問題を見たら1,2分考えてわからなければ勘で答えていました。
初めから間違えてもいい覚悟で臨んでいたので、本番でも正解かどうか気にすることはありませんでした。
国試ではメンタルも非常に重要になってきます。解けないものは解けないと自分の中で割り切るのも一つの作戦かもしれません。
Twitter:@yutoridesuga113
フォローお願いします!
コメント
[…] 詳しくはこちらの記事も参考にしてください。 […]
[…] 公衆衛生における解けなくてもいい問題についての考え方はこちら。 […]
[…] 公衆衛生において正解を狙う必要のない問題についての話。 […]