今回はmedu4に関しての記事です。
最近特にmedu4ユーザーが増えてきたような印象ですね。
この記事でははmedu4をこれから使い始めようか考えている人向けに、全体的な話を書いていきます。
実際にmedu4の講座を受講した感想はこちら。
その他の予備校の記事も書いています。
予備校選び一般の話とTECOMについての記事。
MECについての記事。
Q-Assistについての記事。
はじめに
medu4は穗澄先生が代表を務める予備校で、
主にネット講義、過去問演習、フォーラムと呼ばれる掲示板で議論などができます。
medu4(穂澄先生)を一言で言うなら「効率化の鬼」。
国試合格に必要な最低限度の知識をわかりやすく教えてくれて、合格への最短ルートを示してくれます。
その真骨頂とも言えるのが公衆衛生です。詳しくは次の記事で触れますが、膨大な範囲の中から必要な知識を整理して講義してくれるコスパ最高の講義です。
効率化の考えは講義内容だけでなく、受講方法にもあらわれているように思えます。
後述するデジタル板書であったり、講座の購入方法であったりとTECOMやMECとは随分違う点もあるので難しいと感じる人もいるかもしれません。
medu4の特徴
大きく3つです。
①個人単位での申し込み
TECOMやMECは各大学の国試対策委員を通して、大学ごと講座を申し込むのが一般的ですが、medu4は個人個人の好きなタイミングで購入できるので非常に楽です。
しかも購入するとすぐに講義動画を視聴可能になり、テキスト(PDF)をダウンロード可能になるので、すごくスムーズです。12月や1月の直前期でも新しく講義を見始めることができる強みがあります。
紙媒体の場合、テキスト注文の数など手続きがあるので開講の何か月か前に申し込みをしないといけないんですよね。
ただし現時点(2019年3月時点)でクレジット決済かPayPalによる決済のみしかできず、慣れていないと少しハードルが高いかもしれません。
②単科でのネット講義購入
TECOMやMECは多くの科をまとめてセット売りしており、1つの科の講義だけ受講するとなるとかなり高くつきます。
一方、medu4は内分泌のみ、腎のみといった単科での購入しか行っていない(一部例外あり)ので、TECOM/MECをメインに据えて不十分だと思った科のみ購入という形を取りやすいのが特徴です。
実際私もTECOMをメインにして、それだけでは不十分、あるいはそもそも講義が存在しない科(授業)を受講するというスタイルを取っていました。
③タブレット端末との相性がよい
medu4はテキストがなく、各講義のページからPDFでダウンロードして紙に印刷するかタブレットで開いて書き込むことになります。
medu4の推奨はタブレットでPDFに直接書き込み(デジタル板書)で、それを前提にしたテキスト作りがなされています。
デジタル板書に関しては以下の穂澄先生の動画を見るとよくわかると思います。
膨大な量の国家試験勉強に必要なテキストを紙媒体で持つことは非効率で、タブレット1台に保存した方がかさばることもないので便利だということです。
デジタル板書
私自身もmedu4でデジタル板書に出会い、講義テキストはiPad(6世代)で管理していました。
実際に使ってみて、圧倒的にデジタルがおすすめです。
理由は先述のかさばらないということに加えて、PDFの検索が強いということが大きいです。
紙媒体では探したいキーワードを索引を使って何度もめくらないといけないところですが、
デジタルなら検索したい単語を入力すれば該当するページにすぐにジャンプできます。
アプリによっては手書きの文字も認識して検索できるので、板書の書き込みさえ検索することができます。
勿論デメリットもあります。
①お金がかかる
元々タブレット端末を持っていない人がmedu4のデジタル板書をしようと思うと、タブレットを購入するところから始まるため初期費用が数万円程度かかってしまいます。
②学校で受講するのが大変
タブレットをノート代わりに使うとすると、学校でmedu4の講義を視聴したい場合にタブレットとは別に講義を視聴するためのパソコンが必要になるので少し面倒になります。
私は学校で講義を視聴する時は大学の図書館のパソコンで講義を見ながらiPadにノートをとるというやり方で対処していました。
大学によってはこのやり方が難しかったりするかもしれません。
スマホで視聴する人もいましたが私はやったことがありませんしあまりおすすめできません。
デジタル板書おすすめアプリ
デジタル板書の際に問題になるのが、どのアプリでPDF書き込みをするのがいいのかということ。
私はiPadユーザーだったのでiPad前提で書いていきます。
Androidタブレットについてはすみませんがよくわかりません。
私が使用していたのはXodo PDF Pro(無料)とGoodNotes 5(960円)。
最初は無料アプリのXodoを使用していましたが、国試2週間程前に急に「書き込んだ内容が保存されない」という謎のバグが発生し、国試直前で対応する時間もなかったためGoodNotes 5を購入しました。
謎のバグはアプリの問題だったのか端末の問題だったのかは結局不明ですが、現在は問題なく動作しています。
Xodoは無料ですが出来ることの幅は非常に広く、とても使いやすいです。
謎のバグが無ければ国試までずっと使っていたと思います。
ただし線の太さや色を変更しづらかったり、蛍光ペンや下線を引ける場所に制限があったりなど若干の制限はあります。
検索も手書きにも対応しておりかなり優秀です。
GoodNotes 5は流石に有料だけあって操作性が良いです。書き心地もよく検索も手書きに反応してくれます。手書きで書いたものを自由に動かせる投げ縄ツールもとても便利です。
この他にもデジタル板書に使えるアプリは沢山あるので、いろいろ試してみるのもいいかもしれません。
こちらの穂澄先生の動画も参考になると思います。
2019年3月時点でのおすすめのアプリを紹介しています。
動画中に出てきたアプリはGoodNotes4/5、Flixcil、PDF Expertの4つ。
参考にしてみてはいかがでしょうか。
以上、medu4の全体的な特徴について書いていきました。
私の受講した講座のレビューはこちらに書いています。
Twitter:@yutoridesuga113
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コメント
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