ネット講座の選び方③の2~medu4各論

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4年生以下

こんばんは。昨日とおとといは引っ越しのため記事を書くことができませんでした。

さて今回は前回のmedu4の基本的な話に引き続いて私が受講した講座の解説と感想を書いていきます。

私の大学ではmedu4をメインに受講している人が非常に少なく、他の講座(特に「あたらしい」シリーズのメジャー科等)については情報が足りず書くことはできませんがご了承ください。

他の予備校についても記事を書いています。

予備校選び全般とTECOMについての記事。

MECについての記事。

Q-Assistについての記事。

あたらしい中毒・麻酔

卒業試験が一段落した9月下旬に受講しました。この講座と「あたらしい救急」はセット販売されています。

中毒・麻酔共に出題はあまり多くない科目で暗記一辺倒になりやすいですが、しっかりと整理されていて理解しやすいです。特に麻酔はTECOMではいまいちだと感じていたので取って正解でした。

中毒・麻酔合わせてもわずか3コマなので1月以降の直前期に視聴しても十分間に合う分量です。

あたらしい救急

中毒・麻酔が終わった後10月上旬に受講。

TECOMでは救急の単独の講座はなく、臓器別にそれぞれの救急疾患を扱っているため、
救急の総論的な話やショックをひとまとめに解説してくれたのは有難かったです。

臨床現場(ER)での雰囲気や臨床あるあるなどの話はMECやQ-Assistに一歩劣ると思いますが、体系的にまとまっているためすっきりと整理されている印象です。

臨床の話は現場の雰囲気などがわかって面白いですし研修医になってから役立つと思うのですが、問題を解く上での理解にはあまりつながらないと個人的には思っていたのでmedu4の救急の方が私には合っていました。

あたらしい公衆衛生

公衆衛生にはついてはこちらの記事で詳しく述べています。

救急が終わってすぐの10月上旬~中旬に受講しました。

前回の記事でも述べているように、公衆衛生の膨大な範囲から要点のみ抑えて解説しており、公衆衛生が苦手な人や1からしっかり勉強したい人に非常におすすめです。

公衆衛生が得意、あるいは頑張りたい人もまずはmedu4で基礎固めをしてそこに他予備校や公衆衛生QBで上乗せするのが効率が良いです。

medu4はどの講座も問題演習量はかなり多く、公衆衛生もその例に漏れず演習量は膨大です。
QBは必要ないでしょう。
私は心配性だったので一応解きましたが、被っている問題ばかりなので必要性は感じませんでした。

特におすすめは統計/疫学の分野です。

苦手だったこの分野を一気に得意まで押し上げてくれました。
ともすれば公式の暗記になりがちな分野ですが、丁寧な解説で「理解」させてくれます。

開講時期が8月頃で夏休み中から公衆衛生を始めたい人にも対応している点もポイントです。

必修特講

3テコで必修の成績が非常に悪かったため12月上旬に急遽受講しました。

これに関しては受講して大正解でした。必修が苦手な人、不安な人はぜひ見るべきです。

内容を絞っている分、6コマと短いですが非常に充実しており、
さらに短いので1月以降の直前期に見るのもオススメです。

診察・検査や検体の扱い、手技などの曰く「必修を必修たらしめる問題」に絞って講義してくれます。

この分野を徹底的に扱った必修講座は他には無いと思います。

一方、臨床問題はほとんど扱わないので、これは自分で演習するか他社の必修講座で対応する必要があります。

私の場合は必修QBの臨床問題(具体的には主要症候、主要疾患・症候群、救急、治療)で足りない部分を補いました。

逆に言うと臨床問題以外はこの必修特講で充分で、必修QBすら解く必要もないでしょう。
そもそも必修QBは全部で1000問以上掲載されており、闇雲に全て解こうとするのは非効率です。

必修に関しては必修の各予備校レビュー記事もご覧ください。

究極MAP

1月中旬に開講する、総まとめの直前講座です。

すべての科の内容をそれぞれ1~2枚にまとめた究極の「効率化ノート」と言えるでしょう。
公衆衛生や老年医学、必修もあるため、内容は申し分なし。

問題演習は無く、穂澄先生がテキストの内容を読み上げる形式です。

イヤーノートを更に近年国試用に圧縮したようなものですが、かなり細かいところまで抑えており網羅度も半端ないです。

すごく良い講座なのは間違いないのですが、使い方は注意が必要です。

私自身も究極MAPの使い方がわからなくなった時期があり、そのことについて詳しくは直前講座の選び方の記事に書きました。

最後に

TECOMをメインにしていた私にとってmedu4はまさに「痒いところに手が届く」存在でした。

麻酔科や救急、必修などTECOMだけでは対応しきれなかった部分に見事にハマってくれました。

前回の記事にも書いたように、それぞれの講座が単価での販売(かつ決して高くない)なので、他予備校をメインにしている人も、medu4で1講座だけ受講しやすいのが強みです。

国試受験でコスパを重視する方は検討してみてもいいでしょう。

Twitter:@yutoridesuga113
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コメント

  1. […] medu4の紹介記事はこちら。 […]

  2. […] 特徴について書いていきました。私の受講した講座のレビューはこちらの記事に書いています。 […]

  3. […] medu4: 個人的には一番おすすめ。例年8月頃から開講しています。公衆衛生の膨大な範囲から要点のみ抑えて解説しており、公衆衛生が苦手な人にも向いています。 […]

  4. […] medu4②(各講座レビュー) […]

  5. […] medu4②(各講座レビュー) […]

  6. […] medu4②(各講座レビュー) […]

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